あ…ありのまま今起こったことを話すぜ…。
ランチに野菜炒め定食を注文したら。
・野菜炒め(肉無し)に
・付け合せが野菜サラダ大盛り。
・小鉢にもサラダ、
・おてしょに漬物、
・味噌汁の具も野菜。
な…何を言ってるのかわからねーと思うが、俺も何をされたのか分からなかった…。
頭がどうにかなりそうだった。
ヘルシーメニューだとか菜食主義だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…。
まあおいしかったんですけど…。
は、そういえばこんな小説読んだな。
サラリーマンがふと入った定食店。
メニューは「係長定食」「課長定食」「部長定食」「社長定食」と奇妙なメニューばかり。
男 「部長定食おねがいします」
おばちゃん「あんたまだ係長だろう、係長定食におし!」
係長定食はコロッケ一つがおかずの質素なもの。しかしたべるとめちゃくちゃおいしい!
男はもっとうまいに違いない上司定食を食べようと仕事にまい進。
出世するごとに一品ずつ増えるおかず、涙が出るほどうまいその味に奮起し、
男は社長に上り詰める。
そしてとうとう食べた社長定食はごはんとみそしる、漬物だけ。
おばちゃん「人の上に立つものは初心を忘れてはならない」と
男にあるべき姿を諭すのであった。
なるほど
この定食は何かの教訓を僕に与えんとしているのか…。
なんだろう?
野菜炒めに…大量のサラダは必要ない!
ん?ちがう?
読み取れなかった、だから出世しないのか、私。