最近のブログ

魔界の植物2017年6月22日

ハエトリソウを手に入れました。

 

子供のころからあこがれていた「禁断の植物」KIMG0063

寄生獣っぽい。

ぜひダイナミックな捕食を見せてもらいたいものだ。

 

魔物らしく禍々しい名前を付けようと意気込んだが。

「パクりっち」(長女命名)に落ち着いた。

まあ魔物じゃないからそんなもんだ。

 

ところがこのパクりっち。

自慢の葉が閉じっぱなしで元気がない。

 

調べてみると

 

○葉の開閉には大きなエネルギーが必要

○開閉を繰り返すと疲弊して枯れる原因となる

とある。

 

魔界の植物じゃないからハエを取るのも命がけなのだ。

 

彼らは店に売れ残った1鉢だったので

売り場でお客さんたちにつつきまわされたと見える。

かわいそうに。

なんとかしようと文献をさらに読み進めていくと

 

○葉が閉じて元気のないハエトリソウは購入しないこと。

なにそれ。

もう買っちゃったよ。

そこを何とかする方法を載せるのが実用書じゃないの?

「そもそも論」を述べる人って人の気持ちがわからない奴が多いよね。

 

 

 

そもそもハエトリソウの選び方を知ってるぐらいなら

お前の書いた本なぞ読まんのだ!

 

あ…私も?

 

言われてみれば私も人の気持ちがわからない…。

正視できない現実を突き付けられてしまった。

 

 

ハエトリソウは人間の本質を問う魔力を秘めていた。

やはり魔界からやってきた植物なのだ。

 

 

 

ハエトリソウ売り場の皆様へ

「触らないでください」の表記をお願いいたします。

 

 

 

(つづく)

飛田厚史のブログ

一覧へ