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3・112015年3月11日

先日 福島市の義父母の家を訪問した。
福島市中心部から車で15分、
温泉で有名な飯坂温泉の手前にある。
マイカーからおりて 目に入ったのが
2メートル×2メートル 深さも2メートルほどありそうな
庭に掘られた大きな穴。
震災から4年で ようやく除染が行われるのだ。

 2011年の夏、 メイドイン燕三条の
小型線量計を手にして庭を測定したら、
ある場所は毎時6マイクロシーベルトもあった。
かなり高い数値。(新潟は0.05位)
あれから4年… 同じ場所は1マイクロシーベルトを
大きく下回るほどにまで数値は下がったが
それでも0.5前後はあった。
年間の積算では1ミリシーベルトを上回る計算…。
そこで除染というわけか。
既に一部の芝ははがされていた。なにか見ていて痛々しい。

 私は震災直後3月13日~17日まで福島県を取材していた。
(当時 NSTのニュースキャスターは女性一人、
福島に土地勘がある私がまず記者を兼ねて福島に向かったのだ)
その最中、あとで知ったことだが
3月15日の福島市中心部の放射線量は
毎時18マイクロシーベルトあったという…
当時は全く知らされていなかったし、知らなかった。
今でも大変遺憾に思う。
何も知らずに不安な日を過ごしていた市民はなおさらだろう。

月日が経ち 震災報道も当時と比べればかなり減っている。
除染を見るとまだ復興への道は現在進行形、
心の復興に至っていない被災者が多くいることを
決して忘れてはならない。
東日本大震災から丸4年。
今も被災地では復興に向けた取り組みが続く。