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馬の図2016年1月27日

新潟市中央区にある會津八一記念館を訪れた。館内に展示されていた一枚の作品。「馬図」で作品名は「千金市骨人何在」とある。山内保次の馬の絵に八一が書を書き加えた合作である。保次は八一の心の友の一人、明治時代の軍人で馬の絵を描くのが上手だったという。線で描かれているが躍動感あふれ、今にも絵から駆け出していきそうな勢いが感じられる。そこに添えられた「千金市骨…」の文字。日本人なら一度は学んだ故事成語「隗より始めよ」の元になった言葉という。意味はともかく 八一の文字と馬の絵のバランスの良さに心が奪われた… 企画展「會津八一 芸に遊ぶ~詩書画一致の世界~」は3月27日まで開かれている。企画展については31日放送のの新潟市政ニュースで紹介。

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