今年で67回目の開催となった十日町雪まつり
先週末遊びに行った方も多いのではないでしょうか。
雪だけで龍や城・人の顔などが忠実に再現される雪像
毎年その巧みな技術には圧倒させられます。
先日取材で、雪像造り10年目の萩原和夫さんに教えて頂きながら
雪像造り体験をさせて貰いました。
作ったのはNSTキャラクター・ドシテちゃん。
特に髪の毛には一苦労でした。
大工が使用するコテなどを使い雪の塊を細かく削っていきます。
力が加わりすぎれば壊れてしまい
削りすぎてしまえばまた雪を追加し微調整。
幼い頃から雪には慣れているはずの私も壊してばかり…。
雪像はとても繊細です。
またせっかく作った雪像が翌日雪が降り
埋まってしまうこともあるそう。
天候にも左右されます。
そんな雪像、まつりが終わればすぐ解体。
はかない命だからこそ現地に行く価値があります。
作った人たちの努力と愛情が詰まった
これぞ全国に誇る伝統ではないかと確信しました。