番組審議会

議題

第393回「神様が還る川~堀之内十五夜まつり」

放送日時:平成28年10月2日(日)午後2時00分~午後2時55分

審議会開催

平成28年11月30日(水) 午前11時30分~

審議会出席者

審議委員(8名)

        
委員長 槇  春夫
副委員長 村山 雅弥
委員 和田 裕
委員 松永 芳文
委員 大沼 公成
委員 佐藤 秀伸
委員 原  和彦
委員 古川 憲

以上敬称略

放送事業者


大橋 武紀 代表取締役社長
吉田 秀穗 専務取締役
才田 剛 取締役
川下 総一 取締役
小熊 大輔 番組説明・報道制作部
堀川 晃子 番組審議会事務局
村山 裕太 番組審議会事務局

議事の概要

報道制作部・小熊より番組の概要・企画意図等の説明があり、審議に入った。

  • まつりが地域のコミュニティに非常に役立ち、地域の誇りに繋がるという部分をうまく表現出来ていた。
  • オープニングの魚野川に満月が浮かぶシーンが非常に印象的で、番組冒頭からワクワクしながら見る事が出来た。
  • 300年以上続く伝統のまつりを、子供神輿や花火、屋台など、それぞれの役割にポイントを絞り丁寧に描かれており、まつりの準備や練習風景などの紹介から、まつりを支えている地域の人々の思いや苦労、達成感が伝わってきた。
  • まつりの中心人物を八幡町神輿の2人に絞り紹介しており、人間ドラマ的な要素もあり感情移入もしやすい構成となっていて良かった。
  • 女性が神輿に乗るという事はめずらしいと思うので、その点にも触れると趣が出て、なお良かった。また、樽神輿の意味などについて歴史的背景についても掘り下げると更に番組に深みが増したと感じた。
  • 番組タイトルは、この番組を見ようという動機付けに繋がらなかったが、実際に番組を見始めると、オープニングの神輿の映像が物凄い迫力で、惹き込まれていった。番組タイトルで興味を引き出せると、なお良かった。
  • 空撮や船上からの撮影などカメラワークに立体感があり、人々の表情もうまく捉えられていた。映像から人々の生き生きとした躍動感や力強さを感じた。特に、紹介していた団長や年行司頭の表情は、まつりと共にたくましく変わっていき、まつり全体を引っ張っていくという意欲や心の変化まで感じられた。
  • 番組後半の吉村先生のコメントは、祭りと関連付けるにはやや唐突で、違和感があると感じた。
  • 番組全体を通して、同年代の横のつながり、親子で受け継ぐ縦のつながり、そして地域が一体となるすべてのつながりが見えてきて、伝統文化の継承という意味で価値ある番組だった。是非、今後も新潟に伝わる文化的な価値あるまつりを紹介する番組の制作を継続して欲しい。