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マラソンで世界へ!青山学院大学の岸本大紀選手・横田俊吾選手「2人で活躍を」【新潟】
2023年03月20日 21時30分更新
大学三大駅伝で活躍した新潟県出身で、青山学院大学の岸本大紀選手と横田俊吾選手が、この春から実業団に進みマラソンで世界を目指します。マラソンにかける2人の思いを取材しました。
3月19日、新潟市で開かれたランニングイベントに青山学院大学で燕市出身の岸本大紀選手と五泉市出身の横田俊吾選手がゲストランナーとして出場しました。
2人が県内のレースに出場するのは、高校生以来。青山学院大学のユニホームを着て走るのは、このレースが最後です。
2人は沿道からの応援を受け、春の新潟を駆け抜けました。
【青山学院大学 岸本大紀 選手】
「(横田選手と離れたのは)10kmすぎくらい?7km、そんなだったけ?新潟の地を、こんなに良い天気で、良い所を走れてよかった」
【青山学院大学 横田俊吾 選手】
「岸本が予想よりも遅かった。もっと練習してもらいたい」
中学時代には、この新潟でライバルとして競い合ってきた2人。同じ大学駅伝の強豪に進み、先に頭角を現したのが岸本選手でした。
1年生の時から三大駅伝に出場し、チームの主力として活躍。一方で…
【青山学院大学 横田俊吾 選手】
「僕としては10月にMGCがあって、どうにかパリオリンピックの選考に絡むことで、新潟の陸上界を活気づけられると思う」
大学3年で初めて三大駅伝に出場した横田選手は、マラソンでその才能が開花。
今年2月のレースで日本学生記録を20年ぶりに更新。来年のパリオリンピックの代表を決めるMGCへの出場権を獲得し、このレースで2位以内に入れば、日本代表に内定します。
【青山学院大学 横田俊吾 選手】
「スタミナをもう1回つくり上げる。僕はスピードがないけど、うまく選手を利用して、いつの間にか2番に入っているという形が僕の中では理想」
【青山学院大学 岸本大紀 選手】
「(横田選手は)スタミナがある選手なので、マラソンはすごく向いていると思うし、お互い頑張っていくためには、まず横田選手に頑張ってほしい」
横田選手にエールを送った岸本選手も、実業団に入ってからはトラックと駅伝で力をつけ、将来的には…
【青山学院大学 岸本大紀 選手】
「将来的にはマラソンで勝負をしたいので、そこにつながるように、1年間ケガなく練習を積むというのが一番の目標」
岸本選手が進む実業団には東京オリンピックのマラソンで6位入賞を果たした大迫傑選手が所属。岸本選手もオリンピアンから世界の経験を学びたい考えです。
【青山学院大学 岸本大紀 選手】
「オリンピックに向かうのは、どういう気持ちなんだろうとか、どういったメンタルでそこまで頑張れるのかを聞きたい」
マラソンで新潟から世界へ。原点の地を駆け抜けた2人は、その思いを新たにしていました。
【青山学院大学 岸本大紀 選手】
「今、ちょっとスタート時点で遅れているが、しっかり取り返して、追い付け・追い越せじゃないけど、しっかりお互い頑張っていきたい」
【青山学院大学 横田俊吾 選手】
「やっぱり、マラソンで2人が活躍できたら、新潟の皆さんにもすぐ分かってもらえるというか、頑張っているんだなと思ってもらえると思うので、マラソンでワンツー(フィニッシュ)をとれるような数年後を目指していきたい」
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