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鶏肉不足…新潟のソウルフード“半身揚げ”に影響は? クリスマスを前に鳥インフルで懸念

2022年12月06日 18時45分更新

鳥インフルエンザが全国的に発生したことで鶏肉不足が懸念される中、クリスマスに向け注文が殺到するという、新潟のソウルフードへの影響が心配されています。

【記者リポート】
「カリッとした食感と中の鶏肉がジューシーで、カレーの味付けも抜群。これはビールが飲みたくなる」

ひな鳥の半身にカレー粉と塩をまぶして揚げた新潟を代表するB級グルメ「半身揚げ」。

【せきとり女池店 豊田知広 店長】
「毎日のように『クリスマスの半身揚げのテイクアウトをお願いします』という予約の電話が来ている」

こう話すのは、12月3日にリニューアルオープンした「せきとり女池店」の豊田知広店長です。12月はすでに100件以上の予約が入っていて、700羽分の鶏肉を発注し、クリスマスシーズンに備えていますが…

【せきとり女池店 豊田知広 店長】
「早めの注文であれば、業者さんも(鶏肉を)仕入れ・確保できるという形。当日だと、もしかしたら足りなく、提供できないかもしれないというのがある」

阿賀町の養鶏場など全国的に鳥インフルエンザが確認されていて、業者も鶏肉の流通量については先行きが見通せていないと言います。

【せきとり女池店 豊田知広 店長】
「鶏肉不足にならないように、早め早めに業者さんと連絡取ったり、なるべく多くの人に食べてもらえるように、年末年始に向けても備えていこうかなと」