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意味と無意味2018年11月21日

世の中、よくよく考えると無意味なものは多い。結論が出ない会議や、成果に乏しいとわかっている作業、参考にならないアドバイスなど、身の回りに、無駄なものがあふれていないだろうか。無意味なだけならまだいいが、無意味さは苦痛をももたらす。テレビは果たしてそんな日常に何か意味のあるものをお届けできているのだろうか。もちろん私はこの世界の片隅に居場所をいただいているだけの、ちいさな存在で、世の中の意味や無意味について考えを述べるほどの価値がある人間では無論ない。自分の仕事を全うするのが精いっぱいだ。

しかしそんな自分だからこそ、地元の皆さんが喜んでくださるニュースを届ける瞬間は何とも言えない喜びを感じる。先日、侍JAPANに選出された新潟出身で中日に所属する笠原投手がメジャーリーガーを相手に好投を見せた、というニュースをお伝えすることができた。放送時間にも余裕があったので、私なりの率直な感想を述べさせてもらった。「笠原投手、これからは日本を代表するピッチャーになるかもしれませんね。」地元出身選手の活躍はやはりうれしいもの。視聴者の皆様と喜びや期待を分かち合いたい、と発したコメントだ。野球部出身の杉本キャスターも、地元愛の強い杉山キャスターも賛同するように笑顔でうなずいてくれた。ところが、である、その直後大変なことに気付いたのだ。お気づきだろうか?

 

笠原投手は、日本を代表するピッチャーに「すでになっている」。

 

侍JAPANをなんだと思っているのか?彼らは日本代表だ。代表だからそのマウンドに立っているのだ。無意味にもほどがあるコメントをしてしまった…てへ!無意味を語る資格など私にないのだ。

 

最後までお付き合いいただいて申し訳ないが、冒頭に「意味のないコラムですよ」という但し書きを忘れてしまったことはどうか許してほしい。これからは最大限意味のある放送を心がけていきたいと思っている。せめてこれが無意味な宣言とならないようにしたい。