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競泳・水沼尚輝選手 日本選手権へ意気込み!「パリ五輪につなげられるように」【新潟】

2023年03月16日 21時10分更新

新潟医療福祉大学職員の水沼尚輝選手が練習を公開し、「パリオリンピックにつなげられるように」と、4月の日本選手権に向けて意気込みを語りました。

【齋藤正昂アナウンサー】
「長岡市のプールで練習を行っている新潟医療福祉大学水泳部。男子100mバタフライ日本記録保持者の水沼尚輝選手も3週間後の代表選考レースに向け調整を行います」

3月16日、長岡市のプールで練習を公開した新潟医療福祉大学職員の水沼尚輝選手。

去年6月の世界選手権では、男子100mバタフライで日本記録を更新したほか、この種目で日本人初となる銀メダルを獲得しました。しかし…

【新潟医療福祉大学 水沼尚輝 選手】
「10月に腰をやってから、レースでなかなか上手くいかない日が続いていた」

腰を痛め、約1カ月休養。復帰後も100mの平均タイムは、去年の51秒台前半から1秒ほど落ちてしまい、スランプに陥っていたといいます。

【新潟医療福祉大学 水沼尚輝 選手】
「スランプのなかで、いかに自分のポテンシャルを高めて、自分のことを信じて、練習し続けられるかが、すごく大事だと改めて感じさせられた」

ケガを機に、フォームの修正に着手。水の抵抗が少ない姿勢を保つため、手で水をかく位置をこれまでよりも下げることに…

【新潟医療福祉大学 水泳部 下山好充 監督】
「おそらく、これがうまくいけば、次のステージが見えてくる。次のステージというのは、アジア記録の50秒39」

フォームはまだ定着しておらず、タイムにも波があるといいますが、4月のレースまでに仕上げ、自己ベストを目指すと意気込みます。

【新潟医療福祉大学 水沼尚輝 選手】
「過去の結果にとらわれずに、来年のパリにどうやったらつなげられるかというところを醍醐味としてやっていく必要があるのかなと思っている。しっかりと、世界でどう戦っていくかというところを念頭に置きながら、頑張っていこうと思う」

世界選手権の代表選考レースである日本選手権は、4月に東京で開かれます。