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大雨で被災した飲食店が営業再開 店主「前を向いて…」【新潟・村上市】

2022年09月23日 19時03分更新

9月の記録的な大雨で被災した村上市の飲食店が23日、営業を再開しました。開店とともに客が訪れ、店内には約1か月半ぶりに明るい声が響き渡りました。

村上市坂町地区。

【割烹食堂いそべ 磯部 孝行 さん】
「1カ月半、魚全くいじっていなくて、魚をいじれるのかなって思ってたんですよね、でもいじれましたね。これをきょうのお客さんに食べてもらいます」

開店準備が進められていたのは先月の記録的な大雨で浸水の被害を受けた“割烹食堂いそべ”です。

9月の大雨で村上市坂町地区では地域一帯が水に浸かりました。

この地域で50年以上店を構えるいそべにも水が流れ込みました。

【割烹食堂いそべ 磯部 孝行 さん】
「畳が全部敷き詰められていたんですけど、水位が上昇したと同時に畳が全部浮いてしまって」

冷蔵庫なども壊れ、かき入れ時のお盆を前に休業せざるを得ない状況となりました。

【割烹食堂いそべ 磯部 孝行 さん】
「最初の3日間ぐらいは本当下を向いてばっかりで、このあと、どうして生活していけばいいんだろうって、最初思っていたんですよ。でも皆さんの励ましとかいただいて、前を向いて頑張ろうという気になりましたね」

常連客などの手助けもあり、復旧作業を続けること1カ月半。

改修した一部の部屋を使いながら営業を再開することができました。

【割烹食堂いそべ 磯部 孝行 さん】
「おまたせしましたっていう感じですね、いらっしゃいませっていう。おいしいもの食べてもらおうと思っています」

迎えた開店時間の午後5時。店に客の明るい声が戻りました。

開店初日の23日は常連や新規の客など10人ほどの予約が入りました。

【お客さん】
「きょうから開店ということで電話したら、運よくきょう来ることができました。良かったです」
「こうやって復活してくれたから一番うれしい」

一方、まだ改修途中の部屋が多く、本来は約100人を迎え入れることができる店は現在10人ほどしか入れません。

それでも、磯部さんは前を向きます。

【割烹食堂いそべ 磯部 孝行 さん】
「おいしかったと言ってもらえる言葉が一番うれしい。まだまだほんと長いですけど前を向いて頑張ろうと思います」