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“洪水”に襲われたら「垂直避難」 命を守るため日頃から備えを! 記録的大雨で浸水相次ぐ【新潟】

2022年08月04日 19時17分更新

記録的な大雨により、もし洪水に襲われたらどのように命を守ればいいのか、水難学会の会長に話を聞きました。

新潟県では3日から記録的な大雨となり、各地で床上浸水が発生し、救助要請が相次ぎました。

水難学会の会長で長岡技術科学大学の斎藤秀俊教授はまず「道路の冠水が始まったら自宅の2階など高い所に“垂直避難”するしかない」と指摘します。

【水難学会 斎藤秀俊 会長】
「冠水しても『ちょっとぐらいなら歩いて逃げられるかな』という方も多いと思うが、冠水は突然やってきて、あっという間の深さになるので、もう考える余裕ない」

さらに雨が降り続き、屋根の上まで水に浸かったときは「呼吸を確保する道具が必要になる」と言います。

【水難学会 斎藤秀俊 会長】
「2階にいる時点で救命胴衣があるなら着ておく。緊急浮き具は常に手に持つ。いよいよ、もう水で自分の体が浮き始めたとなったら、それにつかまって浮いて流される」

体を水面に浮かべる“緊急浮き具”は衣類の入ったリュックや厚手のジャケットなどを指します。リュックは日頃備えている避難用リュックなどで代用が可能です。

おなかにリュックを抱え、ラッコが浮くような姿勢をとると呼吸が確保されるため、水面に浮きながら救助を待つことができるということです。

斎藤会長は普段から救命胴衣や緊急浮き具を準備することが重要と訴えます。

【水難学会 斎藤秀俊 会長】
「洪水がひとたび起こったときに皆さん色々考えるが、考えてからでは遅い。(洪水が)来る前にすべて備えをしておく」