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ろうそくの灯りの中で能を舞う 世阿弥ゆかりの正法寺で"ろうそく能"3年ぶりの上演【新潟・佐渡市】

2022年06月20日 19時20分更新

能の大成者・世阿弥が身を寄せたと言われる佐渡市正法寺。ここで18日に準備が行われていたのが、佐渡の能を識る会の会員が中心となって企画する3年ぶりの「ろうそく能」です。

今回主役を務める能楽師の松木千俊さんも本番を前に面の1つまでこだわる入念な調整を行っていました。

そして、迎えた本番。

ろうそくが次々に灯され始まった演目は「東北」(とうぼく)。

梅の花の美しさに足を止めた僧の前に松木さん演じる一流歌人・和泉式部の霊が姿を現し、生前の思い出を語る様子が幽玄な舞で表現されました。

【観客】
「コロナ禍でもひとときを忘れられるようないい時間だった」
「素晴らしい。深い歴史があるから勉強になった」

また19日には、ろうそく能の演目「東北」について能の愛好家で芥川賞作家の藤沢周さんが解説したほか自ら舞も披露。

訪れた人は能の優美な世界に思いをはせていました。