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全国初!”闘牛場”でオペラ『カルメン』上演 地元出身・オペラ歌手の挑戦【新潟・小千谷市】

2022年05月16日 18時38分更新

国の重要無形民俗文化財に指定されている新潟県小千谷市の牛の角突き。この角突きの舞台・小千谷闘牛場で14日行われたのが、オペラ『カルメン』の上演です。

闘牛場でカルメンが上演されるのは全国で初めて。この舞台の発起人となったのが、小千谷市出身のオペラ歌手品田広希さんです。

【オペラ歌手 品田広希さん】
「闘牛場でカルメンをやるから価値が高いというわけではなくて、もっと中身が濃いものになっている。名前負けしていないというところに価値の高さがあるのではと思う」

4年前、牛の角突きを見た品田さん。闘牛場でほかの催しができないか考え、市長にカルメンの上演を提案したと言います。

全国初の舞台を成功させるため、プロのオペラ歌手や市民合唱団と共に約1年かけて練習してきました。

迎えた当日、舞台には闘牛士の代わりに地元の勢子が登場!地元ならではの演出に会場が盛り上がります。

その後も闘牛場に響くオペラ歌手や合唱団の美声や臨場感に会場を訪れた人たちは酔いしれていました。

【訪れた人】
「まさか、この闘牛場でオペラのカルメンが見られると思っていなかったので楽しかった。すごく楽しかった」
「小千谷市でこんな素晴らしいオペラを見られるとは思っていなかった」

新たな挑戦で大きな感動を生んだ品田さん。ふるさとをさらに知ってもらうためにも挑戦は続きます。

【オペラ歌手 品田広希さん】
「これだけ人の感情が動くのは、アナログなオペラならでは。なので僕はこれからもこういった企画を続けていきたいし、僕個人としても、もっともっと大きな舞台に羽ばたいて、それをまた小千谷に落とし込めたら」