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廃止も? 『表参道・新潟館ネスパス』来年12月に営業終了 アンテナショップのあり方検討へ

2022年04月26日 18時39分更新

26日、花角知事の口から語られたのは、新潟県のアンテナショップ『表参道・新潟館ネスパス』の営業終了です。

【花角知事】
「残念ながら建物が老朽化により建て替えられるということで、来年12月で現在の店舗での営業は終了することになる」

1997年に県の情報交流拠点としてオープンしたネスパスは、都内に37あるアンテナショップの中で、おととしの販売額が北海道・広島・沖縄に次ぐ4位となるなど人気を誇ってきました。

それでも県は今回の退去を機に、アンテナショップのあり方を一から検討することに…

【花角知事】
「リアルな店舗が必要かどうかということも含めて、ゼロベースで考えてもらいたい」

この判断の背景にあるのは、新型コロナで変化した消費のスタイルと維持管理費。販売額が新型コロナの影響を受け減少する一方で、その維持費には県が年間で約1億5000万円を補助し続けています。

【県 産業政策課 柄澤宏之 課長】
「交付金を使って維持することが、そもそもこのご時勢で必要なのか。コストパフォーマンス的にどうなのかとか」

一方で…

【松村道子キャスター】
「ネスパスでは多いときで一日に300個売り上げたという、かりんとうまんじゅう“鬼の金棒”。今回の営業終了をお店側はどう受け止めているでしょうか」

【菓房処 京家 中林健 代表】
「情報もなかったので、突然でびっくりした」

加茂市にある創業50年の菓子店『菓房処 京家』は10年ほど前から、ネスパスにかりんとうまんじゅうを出品しています。

【菓房処 京家 中林健 代表】
「加茂という町で商売をしていて、東京という日本の一番大きなところ、しかも表参道というところで商品を販売する機会はなかなか生涯のうちでもない。一つの夢が叶ったと思っている」

中林さんは“実店舗での発信”にこそ意味があると考えています。

【菓房処 京家 中林健 代表】
「新潟はおいしいもの・技術もたくさんある。東京でも実際に手に取ってもらったほうがいいのではないかと思う」

新潟の魅力発信に実店舗としてのアンテナショップは必要なのか…

県は今年9月までに検討委員会の意見を公表する考えです。