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その評価は? 学生が作った酵母で“日本酒”造り! 新潟大学・日本酒学センター初の挑戦

2021年12月23日 18時45分更新

23日、新潟大学の日本酒学センターで行われた、日本酒の味や香りを評価する利き酒。

これは日本酒学センターが今年4月に清酒製造免許を取得し、初めて日本酒の醸造に挑戦したことを受けて実施されたものです。

【杉山萌奈アナウンサー】
「利き酒をするのは、見た目はほとんど同じに見える5種類の酒。それぞれ新潟清酒酵母と呼ばれる酵母を使って造った酒なのですが、その酵母を少しずつ改良しているのです」

取り組んだのは農学部4年生の2人。

アルコールを生み出すことや、香りの素としても重要な役割を担う“酵母”を、よりよい品種に育成しようと力を注いできました。

この日は、その酵母を使った日本酒を県醸造試験場の場長などが評価。

【県醸造試験場 金桶光起 場長】
「全体的なまとまりはAの酒が一番」

【研究員】
「BとCに関しては、香りにクセっぽい印象を受けた。評定を下げている」

日本酒学センターでは今回の評価を元に分析を行い、よりよい酵母づくりに生かす考えです。

【新潟大学農学部4年 富山早紀さん】
「市販のお酒より劣る部分があると思っていたので、良い評価をいただけたものもあってよかった」

【新潟大学日本酒学センター 平田大 副センター長】
「食が多様化している。色々なバリエーションを私たち研究者が用意しておくことが重要」

新潟の清酒業界が、学生たちの育成した酵母を使う日がくるかもしれません。