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『大学入学共通テスト』迫る 燕三条地域ならではのグッズで合格祈願!【新潟】
2021年01月14日 19時31分更新
今週末に大学入学共通テストを控えるなど、受験シーズンに入りました。
新型コロナウイルスや大雪など、様々な困難に直面しながらも頑張る受験生を応援しようと、県内では“合格祈願グッズ”などが販売されています。
【記者リポート】
「燕市の道の駅では受験生の合格を祈願し、学問の神様をかたどった和菓子などが並んでいます」
燕市の道の駅・国上に並んでいたのは、学問の神様・菅原道真をかたどった『和菓子 天神講菓子』です。
【道の駅・国上 鴨井智恵子さん】
「学問の神様・菅原道真公なので、頭から食べると頭がよくなる。手から食べると字が上手になる。足から食べると足が速くなるという言い伝えがある」
燕市では2月の菅原道真の命日に合わせ、天神講菓子を自宅に飾る風習がありますが、ここでは受験シーズンに間に合うように1月上旬から販売しています。
14日の店内も、東京にいる受験生の孫のために天神講菓子を買い求める人の姿がありました。
【孫が受験生】
「大学受験なもんだから。学問の神様と言われているから、ぜひ食べて合格してもらいたい」
見た目はどれも同じように見えますが、すべて地元の菓子店の手作りでそれぞれに違いがあると言います。
【道の駅・国上 鴨井智恵子さん】
「表情と色合いが違うので、一つ一つ表情を見て、お気に召したものを買っていただければ」
一方、燕三条地場産センターでも少し変わった合格祈願グッズが販売されています。
【記者リポート】
「こちらの木工細工は、縁起がいいとされる“フクロウ”を五角の檻の中に入れ、合格が逃げないようにという思いで作られています」
“合格”と“五角”をかけて作られたグッズのほか、形が丸く穴に“落ちない”マンホールの缶バッチなどすべて地元、燕・三条産です。
【燕三条地場産センター 物産観光課 刈谷隆宏 主任】
「ものづくりの燕三条というのは、高品質で世界に誇る技術がたくさん詰まっている。燕三条製品で皆さん受験を頑張っていただければ」