県内ニュース

新潟県内ニュース

相撲部が開発 「腹が減ったら!ごっつぁんカレー!」 地元企業もPR協力のワケとは?【新潟・糸魚川市】

2020年07月14日 19時34分更新

糸魚川市の海洋高校。道場で汗を流し練習に励んでいたのは、相撲部の部員たちです。海洋高校の相撲部といえば、去年の国体で個人・団体ともに優勝するなど全国屈指の強豪校。

その練習の様子を動画で撮影していたのが、地元で水産加工品を販売している能水商店の石田寿文さんです。その理由は…

【能水商店 営業部 石田寿文さん】
「海洋高校・相撲部開発の“ごっつぁんカレー”のCM撮影をしていました」

《YouTube動画》
「腹が減ったら!ごっつぁんカレー!」

動画で紹介しているのは、レトルトのシーフードカレー。その名も“ごっつぁんカレー”です。

海洋高校では、授業の一環として食品の開発に取り組んでいて、ごっつぁんカレーは去年卒業した相撲部の生徒3人が1年かけて開発しました。地元で水揚げされた甘エビの魚醤を味付けに使っていて、6月20日から発売。すでに約5000個が売れた人気の商品です。相撲部が開発した、ごっつあんカレー。その味は?

【記者リポート】
「スパイスの香りが広がるなかに、魚介の旨味がぎゅっと詰まっています。具材がゴロゴロ入っているのもうれしい。とてもおいしいです」

能水商店は、ごっつあんカレーの販売に協力していて、13日は新たなPR動画を撮影していました。

【海洋高校・相撲部 村山豪 部長】
Q.緊張している
「多少は。こんなことはやったことがないので」

ごっつぁんカレーのPRに励む相撲部、そして能水商店。その背景には、学校としての知名度を上げることのほかに、相撲部ならではの“ある事情”もありました。

【能水商店 営業部 石田寿文さん】
「相撲部では、やはり食費とか遠征費が非常にかかるということで、弊社としても何か支援できることがないかなと」

全国各地で開かれる大会への遠征費のほか、相撲部の負担といえば、やはり “食費”。多いときには、30kgの米が2日でなくなるといいます。そこで、能水商店はカレーの売り上げの3%が活動費として、後援会に寄付される仕組みを今回初めて導入しました。

【海洋高校・相撲部 村山大洋 顧問】
「正直、私たちのほうも資金的な面で苦しいところが少なからずあったので、本当に感謝の一言」

こうして撮影されたPR動画は、7月中にYouTubeで配信される予定です。

【海洋高校・相撲部 村山大洋 顧問】
「すごくありがたい気持ちでいっぱい。この気持ちを結果とかで伝えられたらいいなと思う」

【能水商店 営業部 石田寿文さん】
「『新潟土産といったら、ごっつぁんカレーだよな』と皆様に言ってもらえるような商品になっていければいいかなと思う」

ごっつぁんカレーは、能水商店のオンラインショップやマリンドリーム能生など、県内の観光物産施設でも販売していて、今後1年で5万個以上の販売を目指します。