議題
第406回 NST開局50周年記念特別番組
良寛さんの法華讃~「法華讃」で読む人間観~
放送日時:平成29年12月28日(木)午後3時50分~4時45分
審議会開催
平成30年3月14日(水)午前11時30分~
審議会出席者
審議委員(7名)
委員長 | 槇 春夫 |
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副委員長 | 村山 雅弥 |
委員 | 和田 裕 |
委員 | 熊倉 哲 |
委員 | 捧 実穂 |
委員 | 小林 哲也 |
委員 | 大杉 一宏 |
以上敬称略
放送事業者
大橋 武紀 | 代表取締役社長 |
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吉田 秀穂 | 専務取締役 |
古塩 充 | 取締役 |
才田 剛 | 取締役 |
渡辺 徳之 | 番組説明・報道制作部 |
武藤 義広 | 番組制作ディレクター |
堀川 晃子 | 番組審議会事務局 |
議事の概要
報道制作部の渡辺、番組ディレクターの武藤より、番組の概要・企画意図等の説明があり、審議に入った。
- 「法華讃」という難しいテーマだったが、落ち着いた教養番組で、知らない者にとっても、とっつき易く深く知る事ができる構成だった。
- 人間観という切り口で紹介されていたため、わかり易く、良寛さんの僧としての姿を知る事ができた。
- 良寛さんの生き様や人柄などのエピソード的な紹介が多少あると、より視聴者が近づけたフレンドリーな番組になったと感じた。
- 映像が非常に綺麗で、特に蓮の花のオープニング映像から始まり、最後の中野東禅先生のコメントがつながっていて良かった。
- 良寛さんの世界観を壊さないように、文字スーパーやBGM、効果音等をシンプルにしたとのディレクターのコメントのとおり、スーパーも適量で全体的に良くまとまっていた。
- 解説する法華讃が少し多かったと感じたが、構成で長短のメリハリを付けるなど工夫されていた点は良かった。
- 良寛さんの法華讃を研究されている方と、これから知ろうとする方が出演者となっており、キャスティングの役割がはっきりしていて、バランスが素晴らしかった。
- 進行役の菊野さんの控え目な進行が落ち着いていて、良寛さんについて良く勉強している事が感じられた。
- 開局50周年記念として制作した番組であり、意味のある内容となっていた。個人的に資料として取っておきたいと思う番組だった。
- 新潟の文化遺産として残していけるような内容と思うので、今後も地元のテレビ局として良寛さんの研究を深めていって欲しい。